『いつか』と願った4度目のタッグが叶った日

ブログを書くなんて、がっちゃんが結婚した時かがっちゃんの女優人生を揺るがす事態が起きた時だろうと思ってた…


今回はどちらでも無いけれど、10月からの主演ドラマ決定により140文字では収まらない様々な感情が思い起こされたのでデトックスとして吐き出します。


2016年に逃げ恥が大ヒットし、誰もが認める新垣結衣さんの代表作となりました。

元々知名度は高かったけれど、有名なニックネームのせいかアイドルやキャラクターの様な見方をされる事も少なくない中で、主演女優として実績を残す事が出来てとても嬉しかったです。


これまでよりも知名度や関心度が高まった中でのその後の彼女の女優業がとても楽しみで期待に満ちていたところ、翌年に出演したドラマはまさかの過去作品の続編。


時期的にこれは逃げ恥前に決まっていた仕事でしょうが、女優人生で一番注目されている時に「コレはないでしょう」というガッカリ感と、7年も前の作品の続編という今更感が拭えず私の中にモヤモヤが発生。


脚本家の交代・新メンバー参入など不安要素が更に募るも、本人が昔からの見知った共演者たちとの再会に喜んでいる様子は素直に嬉しくて「ドラマの放送が始まれば私も楽しめるかもしれない」と気持ちを切り替えました。


ところがいざ始まった続編は脚本家交代の影響が凄まじく、キャラクターの人格が変わっていたり、作品のコンセプトが大きくブレている様に感じてしまい、私の好きだった作品では無くなってしまった。

もちろん感じ方は人それぞれなので、続編を素直に楽しめた人が多くいる事も承知しています。

私のような意見はごく一部なのかもしれないけれど、「私の好きだった作品は無くなってしまった」「新垣結衣の魅力はこんな物じゃない」という気持ちが日に日に強まっていき、惰性でドラマを見ながら精神的ダメージを負う中でとうとう私に致命傷を与える出来事が発生。


がっちゃんの主演作「空飛ぶ広報室」「掟上今日子の備忘録」「逃げるは恥だか役に立つ」の脚本を手がけた野木亜紀子さんのオリジナル脚本ドラマ放送決定の一報。

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がっちゃんには直接関係の無い事なのに、私のダメージはとてつもなくてしばらくこのショックから立ち直る事が出来ませんでした。

最初は自分でも何がそんなにツラいのかわからなかったけれど、冷静になってくると『嫉妬』である事を自覚。


野木さんはがっちゃんの専属脚本家では無いので誰とどんな仕事をしても何も問題無いにも関わらず、野木さんが他の女優さんの主演作を書かれる事で「取られた」という様なドロドロした感情が拭えずとうとう野木さんご本人にぶつけるまでに発展。

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自分の中だけではこの気持ちを処理出来ず、「読まれなくても気付かれなくても良いからどうしても今の感情を吐き出したい」となった事でこのような愚行に至りましたが、結果的に野木さんご本人に私の気持ちを受け止めて頂けたため多少ダメージも和らぎ『いつか』に向けて希望を持つことも出来ました。


その後はドラマの映画化という更なる不安要素の追い打ちから目をそらしつつ、「ミックス。」の宣伝ラッシュ、舞台挨拶、映画公開を全力で楽しみ『2018年の女優新垣結衣』に期待を込めて穏やかな気持ちでいたので「これなら野木さんのドラマが始まっても平気かも」と思ったけれど…



甘かった!!


ドラマを見ることが出来ないのはもちろん、ドラマの情報を耳や目に入れる事すら抵抗があり、当時は極力TBSを避けるまでの状態…


野木さんのツイもひたすら流し、必死にドロドロ感情に蓋をしようとしたけれど、ドラマ放送終了後の春頃に一気に爆発。


ドラマの情報を避けていても、放送終了後まで続く作品への評判はどうしても目に入ってきてしまい、耐えきれなくなった私は「がっちゃんが逃げ恥後に出演したドラマで魅力が生かされない中で、がっちゃんの主演作を複数手がけた人が別の女優さんへ脚本を書き、その作品が高評価を得ているという事が悔しくてたまらない!!」という本音を友人に吐き出す。


傍から見たら「あんた何言ってるの?」状態でしょうが、私の中では本気でツラくて悲しくて誰かに聞いてもらいたくて仕方なかったのです。


そんな面倒な私に対して友人は一言、「一つくらいくれてやれ!」という「何様目線ですか?😂」と言いたくなるような返しをして来たので思わず笑ってしまったw


そんな風に思う事は出来なかったけれど、この一言でだいぶ救われました✨


今年の前半は相変わらず露出が少なく寂しく感じる事もあったけれど、例年がっちゃんはスロースターターなので、ドラマ登板するなら10月期だろうと予想。


更に、野木さんがツイで何かしらプチ炎上起こしつつも新しいお仕事をされている様に見受けられ「これはもしかしたら再々々タッグくるか?🤔」と密かに期待。


私は日頃連ドラをほぼ見ない人間だけれど、年に1作品くらいはがっちゃんが出演していないドラマでも全話見る事があり、それが偶然にも全てTBS作品。


自分にはTBS作品が肌に合うのかな?というなんとなくな気持ちから『火22』『金22』あたりに期待をしていたところ、この2枠が続々と埋まる。

「こうなると、まさかの日テレ水22?(私の中でフ◯は無いと確信)」と思うも、「水22は某大手事務所数社の女優たちがローテーション気味に主演を努めているため事務所的に新垣結衣の登板は無いだろう」というネットの匿名意見に落ちこむ…


しかし、「事務所事情なんて知らんがな」精神の図太い私は「事務所云々が事実でも、今のがっちゃんならそういう事務所枠も壊せるのでは?🤔」と期待を捨てきれずにここ数日はひたすらドラマ情報漁りを実施。

すると、公式発表では無いが予想と期待どおりの情報が降臨。


公式発表されていない情報に関して「あーだこーだ」議論するエネルギーを持ち合わせていない私は、とりあえず待つ。ひたすら待つ。を繰り返し、ようやく公式から解禁されたほぼ事前情報どおりの新ドラマのお知らせに一安心🙏🏻✨


2年ぶりのドラマ主演はもちろん嬉しいけれど、何より脚本が野木さんという事がとても心強い。

がっちゃん本人も野木さんの事を「信頼している」「安心感がある」と言っていますが、私も脚本家として全幅の信頼を置いているので安心してがっちゃんを任せられます。


私の好きな人は新垣結衣ですが、私の好きな新垣結衣を形成する者に野木亜紀子さんは欠かせない人であるとこの1年嫉妬でメラメラした事で痛感しました。


「がっちゃん以外の女優主演で脚本を書かないで」なんて愚かな事は言いません。

がっちゃんにとっても野木さんにとっても、このタッグでの仕事を繰り返す事はイメージが固定されてしまいかねず今後のお互いの仕事にとっては良くない部分もあるかもしれない。


それでも、私はこの1年を挟んだ2年ぶりの主演作の脚本家が野木さんである事にとても感謝しています。



野木さん、『女優新垣結衣』をまたまたまたよろしくお願いします(❁ᴗ͈ˬᴗ͈)⁾⁾